📖 ウイスキー用語辞典
ウイスキーを深く楽しむための用語を、製造から飲み方までカテゴリ別にまとめました。検索や絞り込みで探せます。
スコットランド西部の島。ピートを効かせた強くスモーキーな銘柄で知られる。
アイラ以外のスコットランドの島々。オークニー、スカイ、ジュラなど。潮の香りを帯びた個性豊かな酒質。
ポットスチルから伸びるラインアームの角度。上向きなら重い成分が戻って軽やかに、下向きなら濃厚な酒質になる。
冷却濾過を行わない製品。風味成分が残り、加水で白濁することがある。
ラベルの熟成年数表示。「12年」は最低12年熟成の原酒使用を意味する。
熟成中に樽から蒸発して失われる分。「天使の分け前」と呼ばれる。
熟成中に樽から蒸発して失われる分。スコットランドでは年2%前後、気候の暑い地域ではさらに多い。
油のようにとろりとした口当たり。ラガヴーリンやクライヌリッシュなどで語られる。
モルトウイスキーの主原料となる穀物。品種により収量や風味が異なる。
蒸留所(正規メーカー)自身がリリースする正規ボトル。
蒸溜所やその親会社が自ら販売する製品。定番品として品質が安定している。
数滴の水を加えて香味を開かせる方法。テイスティングでよく用いる。
樽出しのまま加水せず瓶詰めした高アルコール(概ね55〜65度)のウイスキー。
加水せず樽出しの度数で瓶詰めした製品。多くは50〜60%台。
かつて栄えた小さな産地。塩気とオイリーさのある個性的な酒質。
スコットランド西部の産地。かつて30以上の蒸溜所が並んだ港町で、現在は3つ。塩気とオイリーさが特徴。
1920〜1933年に米国で実施された酒類の製造・販売の禁止。多くの蒸溜所が閉鎖し、業界の地図が塗り替わった。
ウイスキー用に設計されたテイスティンググラス。すぼまった口が香りを集める。
トウモロコシや小麦などの穀物。連続式蒸留でグレーンウイスキーになる。
グレーンを主原料に連続式蒸留で造る軽やかなウイスキー。ブレンドの土台になる。
バーボンの主産地。石灰岩で濾過された硬水と、寒暖差の大きい気候が熟成を促す。
発酵を担う微生物。菌株の違いが生成される香味成分に影響する。
トウモロコシ。バーボンは原料の51%以上がコーンと定められている。
前回の蒸留後の液(バックセット)を仕込みに加える手法。pHを下げ雑菌を抑え、味を安定させる。バーボンで一般的。
シェリー樽由来のレーズン、ドライフィグ、チョコレートを思わせる甘く濃厚な香り。
シェリー酒の熟成に使われた樽。レーズンやドライフルーツのような甘く濃厚な風味を与える。
糖化や加水に使う水。硬度や水質がウイスキーの味わいに影響する。
1つの樽だけから瓶詰めしたウイスキー。樽ごとの個性が楽しめる。
単一の樽から瓶詰めした製品。樽番号や本数が記載されることが多い。
単一の蒸留所のモルトウイスキーのみを瓶詰めしたもの。蒸留所の個性が最もよく表れる。
酒量を計る砂時計型の器具。30mlと45mlの組み合わせが一般的。
原酒を樽で寝かせる工程。木材成分が溶け出し、色・香り・まろやかさが生まれる。
発酵した液体を加熱し、沸点の差を利用してアルコール分を濃縮する工程。
ミキシンググラスの中でバースプーンを使い、静かに混ぜる技法。
何も加えず常温でそのまま味わう飲み方。原酒本来の風味を楽しめる。
蒸留所が最も密集するスコッチの銘醸地。華やかでフルーティーな酒質が多い。
スコットランド最大の産地。スペイ川流域に50以上の蒸溜所が集まり、華やかで果実味豊かな酒質が多い。
少数の樽を選んで混和した製品。明確な定義はなく、造り手の裁量による。
強い酒の合間に飲む水などの飲み物。口をリセットし悪酔いを防ぐ。
ウイスキーの合間に飲む水。味覚をリセットし、悪酔いを防ぐ。
樽の内側を強く焦がすこと。バーボン樽に必須の工程で、甘みやスモーキーさを生む。
樽の内側を強い火で焦がす処理。焦げ層が雑味を吸着し、バニラやカラメルの甘い風味を与える。
テネシー州で造られ、チャコール(木炭)で濾過する工程を経たウイスキー。
粉砕した麦芽を温水と混ぜ、でんぷんを糖に変えて麦汁(ウォート)を得る工程。
ウイスキーと常温の水を1:1で割る飲み方。香りが開きやすい。
ウイスキーと常温の水を1対1で割る飲み方。香りが最も開くとされ、テイスティングの基本形。
樽の内側を弱火でじっくり炙る処理。チャーより穏やかで、スパイスやナッツの香りが出る。
カラメル色素による着色を行っていないこと。樽由来そのままの色。
蒸留直後の熟成前の無色透明な原酒。樽熟成を経てウイスキーになる。
熟成年数を表示しないウイスキー。年数に縛られず柔軟にブレンドできる。
熟成年数を表示しない製品。若い原酒と長熟原酒を組み合わせ、味の設計で勝負する。
冷却濾過を行わない製法。風味成分を残すが、低温で白濁することがある。
グラスから立ち上る香りを鼻でとること。またはその香りそのもの。
ウイスキーを炭酸水で割った飲み方。爽快で食事に合わせやすい。
ウイスキーを炭酸水で割った飲み方。日本で広く親しまれ、食中酒としても定着している。
スコットランド北部の広大な産地。力強いものから軽快なものまで幅広い。
麦汁に酵母を加え、糖をアルコールと二酸化炭素に変える工程。ウォッシュができる。
氷を入れたグラスにウイスキーと水を同量注ぐ飲み方。ロックより飲みやすい。
約500Lの大型樽。シェリー樽に多いサイズで、ゆっくりと熟成が進む。
コーン51%以上を原料に、内側を焦がした新樽で熟成するアメリカンウイスキー。
バーボンの熟成に使われたアメリカンオークの樽。バニラやハチミツのような甘い香りが特徴。
口に含んだときに感じる味わい・風味の印象。
ピート由来の煙のような香り。正露丸や磯の香りに例えられることも。
泥炭。麦芽の乾燥に焚くとスモーキーな香りが付く。含有量はフェノール値(PPM)で表す。
前酒の熟成後、初めてウイスキー熟成に使う樽。木の成分が強く出る。
主たる熟成の後、別の樽で追加熟成する後熟。シェリーカスクフィニッシュなど。
熟成の仕上げに別の樽へ移し替えること。ポートやラムの樽で数か月置き、風味に厚みを加える。
ピートによるスモーキーさの指標。数値(PPM)が高いほど強くスモーキー。
大麦を床に広げ、人手で撹拌しながら発芽させる伝統的な製麦。現在も続ける蒸溜所は少数。
複数蒸留所のモルトとグレーンをブレンドしたもの。バランスが良く飲みやすい。
複数蒸留所のモルトのみをブレンドしたもの。グレーンは含まない。
稼働を終えた蒸溜所。ポートエレンやブローラなど、残された原酒が高値で取引される。
約250Lの樽。バーボン樽を組み替えて作られることが多い。
口当たりの重さ・厚み。フルボディ、ライトボディなどで表す。
口に含んだときの重さや厚み。ライト・ミディアム・フルと表現される。
蒸留所から原酒を仕入れて独自に瓶詰めする独立瓶詰業者。
蒸溜所から樽を買い付けて独自に瓶詰めする業者。ゴードン&マクファイル、シグナトリーなどが知られる。
米国の法定基準。単一蒸溜所・同一蒸留期・4年以上熟成・50%での瓶詰めを満たす。
単式蒸留器。バッチごとに蒸留し、原料由来の豊かな風味が残りやすい。モルトウイスキーに用いられる。
原酒を選び、配合を決める責任者。ブレンデッドの味を設計する要の職人。
クラッシュドアイスを詰めたグラスに注ぐ飲み方。冷たさと徐々に進む加水を楽しむ。
日本固有のナラ材の樽。伽羅や白檀のような独特の香木感を与える。希少で加工が難しい。
蒸留中の液体からヘッド(前留)とテール(後留)を切り離し、良質なハート(中留)だけを取り出すこと。
正露丸や消毒液を思わせる香り。強くピートを焚いたアイラモルトの特徴とされる。
大麦を発芽・乾燥させた麦芽。シングルモルトの主原料。
飲み込んだ後に口や喉に残る風味や感覚。長い・短いなどで表現する。
飲み込んだあとに口や鼻に残る風味と、その長さ。短い・中程度・長いと表現する。
ライ麦。スパイシーでドライな風味を与える。ライウイスキーの主原料。
ライ麦51%以上を原料とするウイスキー。スパイシーでドライな味わい。
2回目以降に使う樽。樽の影響が穏やかで原酒の個性が出やすい。
2回目以降の熟成に使う樽。木の影響が穏やかで、原酒本来の個性が生きる。
連続的に蒸留する装置。高純度でクリーンな酒質になり、グレーンウイスキーの製造に使われる。
大きめの氷を入れて冷やして飲む方法。時間とともに変化する味を楽しむ。
スコットランド南部の産地。軽快でソフト、3回蒸留の伝統も残る。
スコットランド南部の産地。3回蒸留の伝統があり、軽やかで穏やかな酒質が多い。
屋外の水槽に沈めた蛇管で蒸気を冷やす旧式の冷却装置。銅との接触が少なく、重厚で肉厚な酒質になりやすい。
5大産地以外で造られるウイスキーの総称。台湾・インド・イスラエルなど、近年評価が高まっている。
複数の樽の原酒を混ぜ合わせること。味を整え、製品としての一貫性を保つ。
